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 2010.9.3発行. No44(毎週金曜日発行)

株式会社 セイガンスピーク メールマガジン

Sagan Speak Co., Ltd  English  Educational  Newsletter

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     このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換又はメールアドレスを教えて頂いた学校関係者様にお送りしています。

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■ 今 週 の I N D E X

1.気になる最近のニュース

2.ライティングの訓練が日本人の英語力をアップ

3.日本の中の不思議な英語表現(その27) 

4.スティーブン・オーストウィック自叙伝(第27話)

5.英作文コーナー(その18)

6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)

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1.気になる最近のニュース

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■返済不要奨学金、文科省が予算再要求 低所得高校生向け

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201008300432.html

 

■橋下知事、朝鮮学校の教育内容調査 「権力崇拝はだめ」

http://www.asahi.com/edu/news/OSK201009010001.html

 

■授業名人、今年は15人 DVD収録でノウハウ継承

http://www.asahi.com/edu/news/OSK201009010088.html

 

大学生らを「先生」に活用する児童養護施設に助成 大阪府が独自支援策

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100830/edc1008301144001-n1.htm

 

大検合格者5596人、最高齢は74歳 

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100830/edc1008301821003-n1.htm

 

衆院議員会館に保育所

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100901/edc1009012125004-n1.htm

 

【教育動向】厳しい大卒就職、この2年で環境一変

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100902/edc1009022122000-n1.htm

 

都立高教諭が職員室で校長殴る パイプいすも投げつけ 都教委が本格調査

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100903/edc1009030130000-n1.htm

 

奨学金貸し出し「管理強化を」

http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/09/20100903ddm008010048000c.html

 

若者流出止まらず、100万人割れ 企業投資 県外移行も

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100831-OYT8T00405.htm

 

「家庭の教育力低下」64校で小1プロブレム宮城

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100901-OYT8T00465.htm

 

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 2.ライティングの訓練が日本人の英語力をアップ

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「社内公用語を英語にする」という見出しの報道がここ最近多くなってきました。

日産自動車、楽天、ユニクロ、日本板硝子、電子部品のSMKといった優良企業のほかに、

小型モーターで世界トップシェアの日本電産は、

2015年から社員の昇進には外国語修得を義務づけました。

この会社の場合は、「社内公用語化」ではないと永守社長は主張していますが、

部長からの昇進には、なんと外国語2カ国語(英語+他言語)の習得義務ですから、

実質的には、社内公用語化よりも厳しい社内環境なのかもしれません。

どうやら大企業では、順風なサラリーマン人生を送るには、最低限、英語が必要になる訳です。

また、自動車部品メーカーのユーシンも、現社長が引退を表明し、

なんと社長職を公募していますが、その条件として、英語が堪能なことを挙げています。

今後の海外との商談や駆け引きで、相手と対等に渡り合えるようなタフな交渉能力を

次期社長に求めているようです。

 

そんななか、新卒社員の募集条件も、不況下におけるグローバルな経済の発展から、

実質的な英語能力を重視する傾向が一層高まっています。

「長い英文を訳せる人よりも、自分の意思や思考を論理的に英語で伝えられる人」

最近の企業が、新卒の学生に対して求める能力です。

「伝えること」とは、つまりは、「話すこと」や「書くこと」という2つの能力のことですが、

そういえば、自身の学生時代の英語学習をふりかえっても、これらの訓練が少なかったように思えます。

「読むこと」や「聞くこと」は、とりあえず自分自身で独学し上達させることが可能ですが、

「話すこと」や「書くこと」は、相手がいないとどうしても上達させることができません。

しかも、その相手には、一定の英語能力が要求されますし、

当然、日本人よりもネイティブスピーカーの方が望ましいといえるでしょう。

 

英語を話せても、それを文章として書けないTOEIC高得点者は決して少なくありません。

高得点者ということで、企業は期待をもって採用しても、

その新卒者は海外の取引先へ満足な文書を書けなかった事例も良く耳にします。

その一方で、ある一定レベルの英文が書ければ、

少なくともそのレベルについては話すことができるというロジックもあります。

一見すると、「話すこと」と「書くこと」は、

同じようなアウトプット能力に見えますが、異なる能力です。

しかし、両者には密接な関係性があります。

日本語を話しているときは意識していませんが、

話すこととは、瞬時に文章を作って口にしていることに過ぎません。

つまり、頭の中で、文章を組み立てて(作文)、それを話していることなのです。

故に、英語が話せない(スピーキングできない)のは、

頭の中で文章を組み立てること(作文)ができないからであり、

英作文ができれば、スピーキングが可能であるということになります。

 

ご承知のとおり、特に学校の英会話の授業では、

1人の英語教師が30人くらいの生徒全員へ満遍なく質問していく形式が一般的です。

50分の授業の中で、英語教員が満遍なく会話をしかけるため、

生徒一人当たりの質問時間と解答時間は限定的です。

つまり、実際の教師と生徒との会話はほんの一瞬で、

生徒は恥をかかないように教師が期待する答えをしようとするだけで、

もう自分は質問されないと分ると、緊張から解き放たれて、

授業に対応していく思考を停止する傾向が多いようです。

これでは、生徒は一向に英語は話せるようにはならないでしょう。

むしろ、英会話授業とは恐怖であり、負担でしかありません。

かといって、英語教師が生徒一人一人全員にリラックスした環境で、

会話をできるような余裕もこの授業時間では確保が難しいでしょう。

そこで、自由形式の英作文(エッセイ)の方が、

授業で英語教師からの質問に正確に答えなければならないという呪縛から解放され、

生徒は自分の現時点で持ちうる最大限の英語力(文法やボキャブラリー)

駆使して最高の文章を紡ぎ出そうとします。

こうした英作文の訓練を多くこなすことで、

受験対策としての英作文問題も慣れるばかりか、

英文の組み立て時に遭遇する悩みや迷いの解消方法として、

生徒は通常の英語授業の意義を再認識していくことになりますので、

結果、通常の英語授業の進度にも良い影響をもたらすことになります。

自分の試行錯誤で紡ぎだされた文章の範囲内で、

少なくともスピーキングができるはずでしょう。

英作文の出来映えは、訓練の数に比例して上達していくものであり、

英作文の上達こそが、

自分の意思や意見を英語で表現する能力の上達にもなるわけです。

 

プロ野球選手の言葉で、「練習は嘘をつかない」という名言がありますが、

まさにそれです。

十分な英作文の訓練もしないまま、

いきなり入試で英作文問題を取り組んだり、

自分の意見を英語で話したりすることは不可能です。

どう書くべきか悩み、上手く書こうとして迷い、

ミスをしながら上達していく過程を考えれば、

とにかく練習する時間を生徒に与えるしかありませんし、

教師は添削を重ねることで、自身の英語力に磨きをかけていくこともできるでしょう。

とすれば、「いつ英語教師から自分が質問されるのか?」、

「質問されても果たして上手く正解を答えられるのか?」

そんな不安と恐怖で過ごす授業よりは、

もっとクリエイティブな内容の授業である、

英作文の訓練を繰り返すことの方が、

生徒の英語力強化に資するのではないでしょうか?

人前で恥をかくのを嫌う日本人の気質に一番あった英語上達方法として、

英作文訓練を挙げている教育関係者も少なくありませんし、

日本の教育現場が 十分なアウトプットの訓練の機会を学生に与えていなのに、

日本の社会が、新卒学生に当然のようにそれを要求するのはフェアとは言えなでしょう。

 

ここ数年の著しく進んだグローバル経済、

日本の町工場であっても、世界の企業と否応なしに競争することになってしまった今日、

日本人の英語でのアウトプット能力が、今後の競争に打ち勝つカギを握っています。

外国企業との競争に負けないような日本人の英語力が、学校教育の中で今以上に育まれることを願ってやみません。

 

  

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                     3.日本の中の不思議な英語表現(その27) 

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私たち日本人が外国へ訪れると、街の中で不思議で不適切な日本語に出会うことがありませんか?

同じように、外国人(この場合、英語のネイティブスピーカー等)が、

日本の街中で不思議で不適切な英語表現を見ることもあるのではないでしょうか? 

そんな事例をここで紹介いたします。 

 

今回は、オシャレなアイスクリーム店の看板です。

ICE CREAM

“GOOD TASTE,HEALTH AND HAPPINESS”

WITH THE ANGEL, THE ”MESSENGER OF HAPPINESS,” AS OUR SYMBOL.

WE HAVE CONTRIBUTED TO A RICHER LIFE.

 

宗教的な有難さで神々しくみせようとしている半面、

アイスクリーム業者が「豊かさ」をもたらしてきた俗世的な自慢で締めていますが、

森永製菓でもないのに突然、天使を話題にされてもサッパリ分りませんし、

第一、その「豊かさ」というのは何のことでしょうか? アイスクリームにそんな貢献があったのでしょうか?

お腹についた脂肪の貢献でしょうか?

それならなるほど納得ですが・・・・・

これに気付いたネイティブはおそらく店の前で爆笑するでしょうね。

本来は、そんな趣旨のお店の宣伝ではないような気がしますが、

これも当該アイスクリーム会社の英語力の限界なのでしょう。

 

英文をつかったイメージ的な宣伝は、

商品説明の本意をダメにする場合がありますし、

意味が危険になってしまう場合がありますので、

安易に英語にするのは気を付けた方がいいでしょう。

そこで、下記のような訂正案を考えてみました。

原案を生かしつつ、やや直球的な英文になりましたが、

少なくともネイティブには笑われないでしょう。

 

Our ice cream - the ice cream created for angels.  

It's rich, it's creamy, it's healthy and you feel happy eating it,

so why not treat yourself to one. 

 

 

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4.スティーブン・オーストウィック自叙伝(第27話) 

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毎回、講評連載中の弊社のスティーブン・オーストウィックによるコーナーです。

彼自身のこれまでの人生の歩みのほか、随筆、詩などを掲載しております。

  

  Hi to you all out there. I hope you are all well and looking forward to relaxing

over the weekend after a busy week of grafting away.

 

Doesn’t time fly? One minute it’s Monday and the next it’s Friday. 

I don’t wear a watch, never have, time slipping by quickly is one thing, but having it

on your wrist and being constantly reminded of it is another.  Well, that’s the way I

see it and that’s probably why I would be perfectly suited to a life shipwrecked on

some dessert island somewhere, now that’s an idea ………….

 

Using time effectively or being productive with it is so important, worrying about

using it effectively and not being productive enough inside it is something that

haunts me, it always has and always will I suppose.  I’m always running and trying

to catch up to time to slow it down, or even try to stop it altogether that’s why I don’t

wear a watch, maybe one of these days I will creep up on time, surprise it and shock

it into slowing down.  Some people are good at managing time and others not so, I

fall into the latter category, Oh how I wish I were better at finding and using time.   

 

Inside my work I cannot always feel a sense of achievement nor a feeling that I

have provided enough of a challenge to improve myself so I can better achieve and

create.  I am obsessed with creating things that are of benefit to others, anything,

reinventing old things by putting different twists on them, creating new things that

have great and lasting social value and, of course creating business opportunities

that allow all to prosper in relation to time spent and effort put in to all projects

started and completed. 

 

Maybe I’m being a bit hard on myself, but we all need to be hard on ourselves at

times.  We need a wake up call, we need time to reflect on what time really means

to us and how important the role it plays in our daily lives is.  A day passes by, a

week, a month and I wonder what I have to show for the time that has passed. 

Then all of a sudden a creation appears, does the creation justify the time that you

feel you have spent on it, maybe not at first, but maybe in time it will.  

 

 

 Time to go

Time goes by so quickly.

You don’t need to have it next to you on your wrist.

Or look at it disappearing in progress through staring at a clock on a wall.

Stopping time is Impossible for most, but maybe not for all.

Is it really possible to catch time up to stop it?

Well that depends on how you look at doing it.

Creating things to save time and money does not always mean for the better.

Time still speeds by at the same rate if not a bit quicker.

Creating things to improve progress to save time and money and give something back.

This is when time will adjust itself to allow you his time to do it, it’s almost like magic.

Time is time and switching off the passing of it you cannot do.

Well not really, but by using time more effectively and productively.

And by understanding your limitations and the restrictions of time.

You will manage to create time to find time to give your time to others.

Time will pass and you will pass, but you will have reached a better understanding by the time you do.

 

A poem by Stephen Austwick

 

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5.英作文コーナー(その18)

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■このコーナーでは、日常の学校で教職員の方が遭遇するであろうシーンにおける

「とっさのひとこと」を英語で言えるように養成します。

もちろん読者様の中には、

英語科の先生方も多くいらっしゃるかと存じますが、是非ともご参加下さい。

ご承知の通り、市販の英会話の本の中には、

ネイティブスピーカーの目から見て、不適切な表現が少なくありません。

しかし、そうは言っても、日本人である私達がそれを見抜くのは容易ではないため、

本の中の例文を機械的に必死に覚えようとしてしまいます。

そもそも、実際に外国人と英会話をするためには、

英会話の本を読むだけ(暗記するだけ)では不十分であり、

実際に、会話(使用・応用)して、初めてモノにできると言えるでしょう。

またさらに言うと、単に使うだけもまだ不十分で、

間違ったり、忘れたり思い出したりが繰り返されて、初めて自分のモノになるのではないでしょうか? 

人はすぐに覚えたモノほど、直ぐに忘れるものですし、考えた数だけ記憶は増えますし、

苦労して覚えたものほど忘れにくいモノであることは、

これまでの皆様の学習経験からご承知の通りです。

従いまして、このコーナーでは、問題文とその対訳の安易な併記する方法を廃しまして、

とりあえずご自身の今の英語力を駆使して悩みながら答えを紡ぎ出して頂くという手法を

採らせて頂きました。

故に各質問には、特定の模範回答を用意しておりませんし、

その模範解答の紹介をし、その暗記を促すつもりもありません。

解答は、読者様の数だけ存在しますし、様々な言い方が可能なので、

どうか気軽にご回答をお送り下さい。

おそらくは、短くセンテンスで解答することも十分可能でしょうが、

せっかくですから、

是非、ご自身の英語表現力を試す意味で、

「冒険的な長めの英作文」に挑戦されることをお勧めいたします。

なお、お送り頂いたご回答へは、弊社の外国人講師が丁寧に添削してメールで返信します。

自分の文章がネイティブスピーカーによって添削されて、

違うカタチとして生まれ変わることは、なかなか愉しいものです。

他人の作った文章の丸暗記ではなく、

自分の文章が再認識こそが、本当に身に付く表現方法と言えるではないでしょうか?

 

このコーナーが皆様の英語力アップに貢献できれば幸いです。

 

●ご質問その1(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)

  あなたの学校に勤務する外国人英語講師が、「民主党の党首選挙で立候補している2人候補者がどちらが勝っても、グローバル経済の中で円高で苦しむ日本企業が生産と投資を海外に移す傾向は変わらないですよね?あなたに質問してきました英語でどう答えますか?

 

●ご質問その2(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)

「あなたの学校に勤務する外国人英語講師最近、廃校になった公立学校の校舎を私立学校法人が借り受けて、私立校として活用しようという動きが埼玉県や江東区でありますが、今後こうした動きは加速するのでしょうか?あなたに質問してきました英語でどう答えますか

 

皆様からのご回答をお待ちしています。

 

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6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)

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■国への行政手続きが、インターネットを通じて可能にする「電子申請」サービスですが、

皆様も既にご存じのこと思います。

2006年、当時の政府が定めた「IT新戦略」に基づいて、

莫大な費用を投じて、各省庁はシステムをこれまで構築してきました。

さまざまな行政手続きをオンラインで申請できれば、

わざわざ役所へ書類をもらいに行ったり、

平日に提出しに行ったりする手間が省けるほか、

行政文書の開示請求、事業者の登記申請の届け出などが、

インターネットで利用できるよう各省庁はシステムを整備してきました。

IT化のもたらす利便性が、民間企業の生産性を向上させ、

ひいては景気の刺激にもなるばかりか、

公務員の人件費抑制に貢献するはずだと、

その当時、この理念に多くの国民が信じて支持してきました。

そんな鳴り物入りでスタートしたサービスでしたが、

現実はというと、

セキュリティー対策や申請人本人確認作業等による手続きの複雑化、

ITに精通しない世代の利用嫌悪、さらにトラブル回避や慣れ親しんだ申請方法の踏襲もあって、

申請サービスによっては年間の利用率が想定を大きく下回ることが判明しました。

その結果、今年4月になってこれらの運用の停止が相次いで発表されています。

まさに各省庁による当初の見通しと設計の甘さが露呈した訳ですが、

特に農水省の申請サービスのうち、7割の利用率がたったの0.03%にとどまっています。

こうした結果を同省は反省しており、

「当時の政府は全ての行政手続きをオンライン化する方針だったので、

利用が見込めないものまで、電子申請システムを構築してしまった・・・・」

という無責任なコメントを同省担当者が述べています。

納税者の一人としては呆れるばかりです。

そんなこともあって、

近年、文科省がスタートさせているITを活用した電子教科書プログラムにも私は懐疑的です。

確かに理念には共感するものがあります。

しかし、現実的な成果はどうなのでしょうか? 

授業運営や教師の労務管理にとっては効率的なシステムであっても、

最も肝心な点である学生たちの学習効果に関して、

本当に効果的かどうか疑わしいという懸念が未だに払しょくできません。

このシステムによって、本当に日本人学生の国際的学力低下傾向に歯止めがかかり、

改善されると文科省は本気で考えた上で、このプロジェクトを推進しているのでしょうか?

多額の血税を投じた挙句、数年後になって、文科省担当者から

当初の見通しと設計の甘さを無責任にコメントをされなければいいのですが・・・・

皆さんはどう思いますか?

 

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