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2010.5.7発行.No32(毎週金曜日発行)
株式会社 セイガンスピーク メールマガジン
Sagan
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このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換させて戴いた学校関係者様にお送りしています。
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■ 今 週 の I N D E X
1.気になる最近のニュース
2.外国人講師による4技能統合型の夏期英語講習を承ります!(その2)
3.日本の中の不思議な英語表現(その15)
4.スティーブン自叙伝(第15話その2)
5.英作文コーナー(その6)
6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)
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1.気になる最近のニュース
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教員の人事権「市町村へ移譲可能」 文科省が正式回答
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201004300535.html
【英語貧国ジャパン】(1)努力すれどはるかに遠し “ウルゲント”の笑撃
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100501/edc1005011801001-n1.htm
【英語貧国ジャパン】(2)既に「標準語」の英語 理系学問の世界
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100502/edc1005021801001-n1.htm
【英語貧国ジャパン】(3)イマージョン教育 「自然」を維持する努力
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100503/edc1005031801004-n1.htm
【英語貧国ジャパン】(4)バイリンガルとアイデンティティー
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100504/edc1005041801000-n1.htm
【英語貧国ジャパン】(5)「ワンストライク」も「よし一本」 人気は対米意識と裏表
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100505/edc1005051901004-n1.htm
大卒の就職内定、落ち込み82%…千葉
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100506-OYT8T00044.htm
子どもの数、過去最低1694万人 09年比19万人減
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201005040343.html
仕事帰りに東証 証券会社「授業」PTAが要望
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100501-OYT8T00475.htm
「聞・話・読・書」の能力把握
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100304-OYT8T00246.htm
「マニフェストはどこへ…」なかなか進まぬ幼保一体化 幼稚園の保育所化に反発も
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100506/edc1005062341001-n1.htm
子ども手当、据え置き案…民主研究会
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100507-OYT8T00586.htm
幼保統合「こども園」へ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100430-OYT8T00385.htm
17校中11校が定員割れ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100430-OYT8T00275.htm
学校の休みずらして…「親子で連休」実験
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100501-OYT8T00397.htm
開かれた教室 授業に躍動感
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100316-OYT8T00194.htm
新人教師自殺 心のケアは…
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100218-OYT8T00311.htm
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2.外国人講師による4技能統合型の夏期英語講習を承ります!(その2)
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弊社は外国人英語講師派遣業に加えまして、
日本人英語教愉の英語授業と外国人英語講師による英語授業とを機能的にリンクさせつつ、
英語の4技能(読む・書く・話す・聞く)をリンクさせた新しい英語授業システム「リンクインシステム」
を私立中学校様並びに高等学校様へ提唱をしておりますことは、既に皆様もご承知のとおりです。
先週のメルマガでご案内いたしました、
「4技能統合型夏期英語講習を弊社にて委託させて頂くプログラム」について、
多くの学校様よりお問い合わせを頂戴しております。
なかでも、「外部のネイティブ英語講師による英作文指導の有効性」に関するご質問が多く、
その関心の高さがうかがえました。
そこで、今回は補足的な説明をさせていただきます。
大学入試で難解な英作文、または英語でのエッセイ・日記というものは、
いきなり書けるものではありません。
日本語での作文でもそうですが、コツというものがあります。
そのコツの修得にあたっては、基本表現の修得が不可避といえますが、
これはあくまでも基本に過ぎません。
そもそも、英作文の修得手順と英会話の修得手順は、酷似している点が多く、
英作文の実践の際は、かならず基礎表現の応用が必要になり、
英会話の実践の際における基礎表現の応用とも通じるものがあります。
基礎表現の積み重ねによって、
生徒自身の考え方を基礎表現へ盛り込ませる余地をもたらし、
ついには生徒独自の表現や内容へと進化させることができる訳で、
これがまさに応用というものです。
英作文といっても、結局は英語での表現方法の一つであることから、
口頭表現か文字表現との差こそあれ、
英会話とは、表裏一体の関係であるとも言えます。
ここに、英会話の指導に最適な外国人講師が、
自由表現形式的な英作文指導にも最適であるという根拠が成立します。
もしも、英会話が即興の英作文であるとすれば、
英語が喋れないのは、即興で英作文が作れないからかもしれません。
とすれば、英作文を書くことは英会話上達の近道にもなります。
加えて、英作文の練習は、
いままで学んだ英語知識を安定させる役割があるとも言われていますので、
一学期の既習事項を夏期講習の場でチェックするのは、理にかなっているのかもしれません。
実は、これまでの弊社が業務委託させて頂きました各学校様から
弊社外国人英語講師による英作文指導講習に対するご感想を頂いてきましたので、
ここにご紹介いたします。
@「日本人教師の視点では気づかないセンテンス構成の不自然さを外国人講師の目線で指摘してもらえた。」
A「自分自身に関する単純な事柄さえ英語で表現できない生徒へ現状を打開する良い契機を与えてくれた。」
B「生徒が英語の自信の無さを理由に、別表現への挑戦を避ける傾向を是正してくれた。」
C「各文章が短文で終わり互いの文章のつながりが欠けるような生徒の英作文能力を放置すると、
もはや途中から改善指導も困難で一生涯決まった英語表現しか出来なくなるのを防いでくれた。」
D「接続詞としての“So”は口語的な言い回しであるとの外国人講師ならではの指摘を受けて、
前の文章に“so”のニュアンスを合体させる英作文指導が印象的でした。」
その他にも多くの声を頂戴せておりますが、次回にご紹介いたします。
ちなみに、弊社が業務委託いたします外国人英語講師による夏期講習の業務委託費用についてですが、
学校様の今年度予算の範囲内で、学校様の目的やニーズに基づいたご提案をいたしますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
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3.日本の中の不思議な英語表現(その15)
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私たち日本人が外国へ訪れると、
街の中で不思議で不適切な日本語に出会うことがありませんか?
同じように、
外国人(この場合、英語のネイティブスピーカー等)が
日本の中で不思議で不適切な英語表現を見ることもあるのではないでしょうか。
そんな事例をここで紹介いたします。
今回は、有楽町のイトシアという商業施設の地下にある自然素材を使った総菜屋さんの看板に大きく書かれた英文広告文です。
どうやら、最近はやりのロハスと健康志向が、お店に活気を与えているようですが、下記英文の意味が良く分かりません。
まして、外国人はもっと理解しにくいでしょう。
We focus attention on the importance of LOHAS Beauty Food and what food really means to us.
We aim to keep our body fit from within to enjoy a clear complexion and a balanced body
by enhancing our internal body cycle.
特に“by enhancing our internal body cycle”は完全に和製英語表現ですね。
日本語での技巧的表現を英語にそのまま言い換えると、英語で意味が通じないことがありますが、
まさに典型的な例と言えるでしょう。そこで、多少、広告としては、重たい表現になってしまいましたが、
訂正案を考えてみました。日本語の広告としては一般的な「肌のつや」という言葉の使用も、
英語の広告としてそのまま使うのは適切ではないので、“complexion”と同じような趣旨の表現を盛り込んだつもりです。
We really care about food so we focus a lot of our attention on the importance of healthy eating.
Our aim is to look as good on the outside as we feel on the inside
and to do this it is necessary to eat well and rest well.
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4.スティーブン自叙伝(第15話その2)
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■連載形式で好評掲載中の弊社・スティーブン・オーストウィックの自叙伝のコーナーです。
Dropping into my
grandma Austwick’s house for my lunch
Hello everybody. Just a small offering this week due to
lack of time; I have been busy developing some new spot testing components for
the Alphabendi Link in language education support system since last week, so not
much time to devote to other things, but anyway here I am putting one or two
fingers on to one or two keys which at least must count for something.
I would like to pick up
from last week’s topic of food, and my memories of eating simple and tasty British
food, YES! I said British food and not French food, at both my grandmothers’ houses when I was a kid.
On the particular day
in question I got to my grandparents’ house for just after 12 o’clock and as usual to announce my arrival I lifted the letter box
door and made a big a big rat tat tat on the door until my grandmother or
grandfather let me in. My
grandparents’ lived in an old terraced house and it had
an old wooden door with a very heavy brass letter box door fitted to it. I used to love opening and closing it
and banging it as loudly as I could get away with whenever I visited my
grandparents - it really used to annoy them and i would always get reported to
my parents for doing it.
Once inside the house
the smells of the main course and the dessert would already have melded
together and they would quickly be making an already empty stomach rumble away
in a very melodic manner.
Piping hot steak and kidney pie, mashed potatoes (very light and fluffy
ones I might add) and green and mixed vegetables with a very tasty gravy sauce
was first up on the list of things to be eaten. I would always be given a glass of water
with my meal, never coke or other types of drinks because it was classed as
unhealthy and it spoilt the taste of the food – I am so grateful and
lucky to have grown up inside such a health conscious family – I learned a lot.
Next up for tucking
away into my stomach was the Eve’s pudding with homemade
custard. This was excellent dessert
fare, my grandmother’s custard was second to none and
the sponge and apple combination was of utopian quality. I make a lot of dishes myself and I do a
lot of baking, but I have never managed to recreate the same Eve’s pudding taste that my grandmother so effortlessly managed to
create time and time again.
My grandparents and I
always sat and chatted after I had eaten, mostly about school; how I was
getting on with my studies; how the school football team was doing and how
things were at home in general.
Stories from my grandparents’ past would come out from
time to time which is what I really looked forward to, it was amazing how much
I learned from having those chats, I would only come to realize how valuable
they would be this later on in years which sounds about right, doesn’t it?
Thank
you and have a good weekend.
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5.英作文コーナー(その6)
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■このコーナーでは、日常の学校で教職員の方が遭遇するであろうシーンにおける
「とっさのひとこと」を英語で言えるように養成します。
もちろん読者様の中には、英語科の先生方も多くいらっしゃるかと存じますが、是非ともご参加下さい。
ご承知の通り、市販の英会話の本の中には、ネイティブスピーカーの目から見て、不適切な表現が少なくありません。
しかし、そうは言っても、日本人である私達がそれを見抜くのは容易ではないため、
本の中の例文を機械的に必死に覚えようとしてしまいます。
そもそも、実際に外国人と英会話をするためには、英会話の本を読むだけ(暗記するだけ)では不十分であり、
実際に、会話(使用・応用)して、初めてモノにできると言えるでしょう。
またさらに言うと、単に使うだけもまだ不十分で、
間違ったり、忘れたり思い出したりが繰り返されて、初めて自分のモノになるのではないでしょうか?
人はすぐに覚えたモノほど、直ぐに忘れるものですし、考えた数だけ記憶は増えますし、
苦労して覚えたものほど忘れにくいモノであることは、これまでの皆様の学習経験からご承知の通りです。
従いまして、このコーナーでは、問題文とその対訳といった安易な併記によって、
英語フレーズの暗記を促す方法を廃しまして、
とりあえずご自身の今の英語力を駆使して悩みながら答えを紡ぎ出して頂くという手法を
採らせて頂きました。
ちなみに各質問には、模範回答を用意しておらず、模範解答の暗記を促すつもりもありません。
読者様の数だけ回答はありますので、どうぞ自由な表現でのご回答をお送り下さい。
おそらくは、普通に答えると回答文自体は、短い英文で終わるでしょうが、せっかくですから、
是非、ご自身の英語表現力を試す意味で、「冒険的な文章」に挑戦させることをお勧めいたします。
なお、お送り頂いたご回答へは、弊社の外国人講師が丁寧に添削しまして、
メールで返信します。添削された文章が、丸暗記ではない、自分ならではの回答になるはずです。
このコーナーが皆様の英語力アップに貢献できれば幸いです。
●ご質問その1(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)
「あなたの学校に勤務する外国人英語講師から、学校へ通勤する際、原付バイクで通勤しても大丈夫かという質問を受けました。あなたはどう答えますか?
●ご質問その2(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)
「あなたの学校に勤務する外国人英語講師から、英語の授業で、英語の音楽のCDを流してもいいかという質問を受けました。あなたはどう答えますか?
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6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)
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■私立学校教職員組合連合が全国の28主要都道府県の282校の私立高校(生徒数226,914人)を対象に行った調査によれば、2009年度に経済的理由で私立高校中退した生徒は1校当たり0.71人だったそうです。更に、中退の予備軍とも言える学費滞納者は189校に1,406人もいるそうです。
こうした事態を打開するために行政の緊急貸付や奨学金制度の活用がされているようですが、その効果も限定的でしょうし、昨今の高校無償化政策による私立校の生徒への就学支援金(年間12〜24万円)も、政府の財政状態のさらなる悪化や政権公約の不確実性から、いずれは廃止される可能性も否定できません。私立校の優れた学習カリキュラムを十分に享受できないまま、中退を余儀なくされることは、生徒にとっても学校にとっても不幸な事です。
先日、ある学校関係者様との雑談の中で、こうした生徒の救済方法として、給費生制度の設置する案を聴きました。中退の可能性のある生徒からの自主的な申請があれば、一定の成績と有名大学への入学を条件に残りの期間の学費を免除するというものです。確かに実務や運用上の色々な弊害もあるでしょうが、1校あたり約1名の中退者の学費くらいであれば、学校の宣伝宣広告費の範囲内で賄えるだろうし、その生徒の進学実績や努力を広告として活用できるのではないかという見立てのようです。皆さんは、この案をどう思われますか?
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