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2010.4.30発行.No31(毎週金曜日発行)
株式会社 セイガンスピーク メールマガジン
Sagan
Speak Co., Ltd
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このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換させて戴いた学校関係者様にお送りしています。
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■ 今 週 の I N D E X
1.気になる最近のニュース
2.外国人講師による4技能統合型の夏期英語講習を承ります!
3.日本の中の不思議な英語表現(その14)
4.スティーブン自叙伝(第15話その1)
5.英作文コーナー(その5)
6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)
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1.気になる最近のニュース
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高校生も就職嘆息 内定減 断念は8.6%
http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/edu_national/CK2010042802000221.html
高校入学直後に「春合宿」、学習習慣定着へ…埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100427-OYT8T00247.htm
【教育動向】来春からできる?「30〜35人」学級
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100427/edc1004272045000-n1.htm
高校生の親「進路の助言困難」7割以上
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100427-OYT8T00308.htm
学校をより良くするには? サイトで討論会で 文科省
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201004260116.html
公立高の入試、1回支持の意見…埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100428-OYT8T00221.htm
【アンケート】90年代生まれの子どもの世界を読み解く
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100427/edc1004272047001-n1.htm
農業者大学「廃止」に動揺…茨城
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100428-OYT8T00233.htm
「高校無償化」でも苦境変わらず 「あしなが募金」呼びかけ
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201004260122.html
日大情報流出、職員の自宅PCから
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100428-OYT8T00262.htm
【小学受験日々多感】将来、子供を支えるもの
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100428/edc1004280804000-n1.htm
学校と私:生徒指導で燃え尽きた=元中学教師の直木賞作家・熊谷達也さん
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/04/20100424ddm013070098000c.html
【私も言いたい】「高校無償化」 「法律は修正すべきだ」8割
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100429/sty1004291900009-n1.htm
新教育の森:女子大の生き残り、共学化にも明暗
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/04/20100424ddm013100097000c.html
子ども手当「現金と現物支給の一元化も」 仙谷戦略相
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201004260393.html
新教育の森:村山学園の春 ルポ・小中一貫校の1年/2 保護者会
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/04/20100424ddm013100101000c.html
セクハラ被害の生徒146人…神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100423-OYT8T00313.htm
障害児も一緒に学ぶには「校舎整備など12兆円」と試算
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201004270091.html
中学教諭、ネットで家庭訪問地図うっかり公開
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100426-OYT8T00323.htm
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2.外国人講師による4技能統合型の夏期英語講習を承ります!
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弊社は外国人英語講師派遣業に加えまして、
日本人英語教愉の英語授業と外国人英語講師による英語授業とを機能的にリンクさせつつ、
英語の4技能(読む・書く・話す・聞く)をリンクさせた新しい英語授業システム「リンクインシステム」
を私立中学校様並びに高等学校様へ提唱をしておりますことは皆様もご承知のとおりです。
そこで今回、ご案内いたしますのは、このリンクインシステムの要素を取り入れた
「夏期英語講習を弊社にて委託させて頂くプログラム」のご案内です。
人口減に日本国内マーケットの縮小と日本経済のグローバル化が進んだことで、
有名企業又は成長企業においては、海外企業との熾烈な価格競争、
海外マーケットにおける自社製品のシェア獲得のための積極的な海外展開、
英語での商談交渉の一般化、英語での電子メール連絡の日常化、社内での英語会議や外国人同僚の増加、
さらには昇進試験としてのTOEIC得点の要求・・・・
今や、ビジネスマンにとっては、英語は一生涯付き合わざるを得ない不可欠なスキルになっております。
「少しは読めるけど話せない」、
「少しは話せるけど、英文の文章は書けない」
という大卒ビジネスマンの多くに聞かれるのは、
「受験英語は訳す練習ばかりだったので、学生時代にもっと英語の4技能を勉強すべきだった・・・」
という後悔の念です。そんな彼らが、今度は親(保護者)の立場として、
将来の自分の子供の英語力を心配するのは当然であり、
特に高い学費をかけてまで通わせている私立校に対しては、
外国人講師の英語授業は当然の事として、
特別な課外英語力強化プログラムを望んでいる事は言うまでもありません。
そんな保護者からのニーズに対応するために
通常授業の番外編としての英語夏期講習を実施する学校様が増えており、
近年は、自校の外国人英語講師ではなく外部の外国人講師を使った講習を外部へ業務委託するケースも増えております。
その理由としては、
1.自校外国人講師との雇用契約での制限によって課外講習の実現が困難
2.通常の英語授業の延長線ではなく、外部外国人講師の活用で講習を差別化して成果を挙げたい
3.自校の外国人講師による夏期講習のシラバス作成が困難で、外注して効率化
4.講習結果の採点・分析・考課の諸作業の負担回避
5.弊社のリンクインシステムへのご関心から夏期講習として、試行的に採用をしてみたい
・・・・などが挙げられます。(弊社実施夏期講習の導入校様からのアンケート結果)
去る3月におきまして、リンクインシステム導入校の中学1年生のクラス全員に対して
「自由形式の英作文」試験を実施いたしました。
ちなみに自由形式というのは、
「自分の身の周りに関する簡単な事柄」という内容といたしました。
そして、全く同じ英作文問題を、
今度はリンクインシステムを導入していない高等学校様の高校1年生のクラスでも出題しました。
結果としましては、両クラスでの英作文の出来栄えは、
同水準というよりも、文章内容や量の点で、
中学1年生の方が高校生のクラスを凌駕していたことが実証されました。
ほとんどの高校生が英作文で使用していた文法や用法が、BE動詞やHAVEの使用に留まっていた事もあって、
両者の比較は実に容易でした。
ご承知のとおり、リンクインシステム導入校の授業は4技能統合型ですので、
授業で毎回のように、英作文の作成を課していたために、
どうやら「書く」という技能が自然に培われた結果なのかもしれません。
ちなみに、自分の身の周りの事を英作文で作成した中学1年生は、
当然のこととしてその内容を英語で話せますので、
英語で満足に自分の自己紹介すらできない一部の大学生をも完全に凌いでいると言えそうです。
既に、リンクインシステムがもたらす4技能統合型学習の利点をご理解頂いた一部の学校様からは、
今年の夏期講習のご依頼も頂戴しておりますが、
(この場を借りまして御礼申し上げます。)
ご依頼は現在も受け付けております。
最も多いお問い合わせとしましては業務委託費用の件ですが、
弊社は、貴校の今年度予算の範囲内で夏期英語講習の提案をいたしますので、
皆様からのご連絡をお待ちしております。
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3.日本の中の不思議な英語表現(その14)
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私たち日本人が外国へ訪れると、
街の中で不思議で不適切な日本語に出会うことがありませんか?
同じように、
外国人(この場合、英語のネイティブスピーカー等)が
日本の中で不思議で不適切な英語表現を見ることもあるのではないでしょうか。
そんな事例をここで紹介いたします。
事例@
ある旅客線の中でみた注意書きです。
船内はせまく、天井が低い箇所が数多く存在します。
思わず頭をぶつけてしまいそうな頭上の突起物に貼ってあるシールが以下の英語で書いてあります。
おそらくは「頭上注意」ということなのでしょう。
“Please be careful in a head!”
しかしこの英文は、意味を成していませんので、
これを読んだネイティブスピーカーはその意味を正確に捉えられないものの、
狭い船内通路であることから、おそらくこの先に何か危険なものがあるのではないかと推理するでしょう。
「もしかしたら、前方に歩きにくい箇所や亀裂があるのは?」、
または「この先に何か危険な障害物があるのでは?」・・・・
そう疑いながら、彼が頭上の突起物に頭をブツけなければ良いのですが・・・・
本来は以下の通りこう言い換えるべきでしょう。
“Please mind your head.”
事例A
文房具屋で売っている一般的なB5サイズのノートの
表紙の上端にさりげなく印刷されていた英文メッセージです。
“Be Fair About NOTEBOOK”(おそらく商品名のこと?)
“every tastes and function are created and
manufactured for sensuous people.”
おそらく「洗練された感覚を持ったお客様に向けて作りました」とでも言いたいのでしょうが、
この“sensuous”という言葉は、
“sensual”に同じで、甘美でデリケートな危険な意味を持っている事を知っているのでしょうか?
そっちの意味で大きな期待をして、
このノートを買ったネイティブスピーカーがどなり込まなければいいのですがのですが・・・
(もしも、この企業が、この言葉の意味を知ってあえて“sensuous”使っているとすれば、これは一種の詐欺です。)
そこで、この企業が意図する商品コンセプトを正しく言い換えるとしたら、以下のようなカンジになるでしょう。
Our notebooks are created
and manufactured for people with a variety of tastes; people
that know and respect quality and
understand the importance of functionability.
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4.スティーブン自叙伝(第15話その1)
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■連載形式で好評掲載中の弊社・スティーブン・オーストウィックの自叙伝のコーナーです。
Dropping into my
grandma Austwick’s house for my lunch
My father’s mum
and dad, my grandma and grandad Austwick, lived very close to my primary
school, in actual fact they lived opposite the main school gate in a street
called Frederick Street. This was
very convenient for a number of reasons, particularly for eating purposes.
For the most part I ate
my lunch at school, but very occasionally I would drop into my grandma and
grandpa’s house for my lunch. I
always looked forward to eating lunch there because I knew that it would not
just be the tasty food I would be eating, but I would also be listening to all
sorts of interesting little tales about my dad when he was a boy growing up in
the same house. This was very
educational for me and of course very good company for my grandparents, so it
worked out well for both of us. Of
course my father would let my grandma know in advance that I would be going for
my lunch. My Grandma would always
ask what I fancied eating for the main meal and what I fancied for dessert, I
always used to say I didn’t mind because whatever my
grandma made was always delicious.
My grandma knew what my favourite desserts were, so I knew that either
an apple crumble or an Eve’s pudding would be what I
would be eating for after’s.
Grandma Austwick was an
excellent cook and baker, her cakes and pies were something else and her gravy
sauce, well, as I am typing this, the memory of eating Yorkshire or should I
say Lancashire puddings with gravy sauce at her house is still very fresh in my
mind. My Grandma was not a
Yorkshire lass, she was from Lancashire, a place called Oldham and she would make
Lancashire puddings NOT Yorkshire puddings. For all you out there that may be
wondering what the difference is between the two types of puddings, here goes -
The difference between Yorkshire puddings and Lancashire puddings is simply the
weight; Yorkshire puddings are lighter because the way the pudding batter is
made is a bit different. The
condiments that are served with each type of pudding is different as well, but
more about that later.
I suppose as a kid
growing up my situation was a bit unique, on one side I had my dad’s mum
and dad, my dad’s dad, my grandpa, was a born and bred
Yorkshire man and his mum, my grandma, was a born and bred Lancastrian. On the other side I had my mum’s mum, my grandma, and my mum’s dad, my
grandpa, who were both born and bred Yorkshire people. This meant that I could eat both types
of pudding.
Both my grandmas were
great in the kitchen, they had both been brought up in families that never
really had a lot of money, so they had grown up watching and learning from
their mothers how to create dishes with virtually nothing much in the way of
ingredients. They just had to use whatever they had in the pantry at the time.
I think that was partly the reason why when they did have ingredients the food
that they cooked always smelt good, looked good and tasted even better. More next week.
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5.英作文コーナー(その5)
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■このコーナーでは、日常の学校で教職員の方が遭遇するであろうシーンにおける
「とっさのひとこと」を英語で言えるように養成します。
もちろん読者様の中には、英語科の先生方も多くいらっしゃるかと存じますが、是非ともご参加下さい。
実は、市販の英会話の本の中には、ネイティブスピーカーの目から見て、不適切な表現が少なくありません。
そうは言っても、日本人である私達がそれを見抜くのは容易ではないため、本の中の例文を機械的に覚えようとしてしまいます。
しかし、実際に外国人と英会話をするためには、英会話の本を読むだけ(暗記するだけ)では不十分であり、
実際に、会話(使用・応用)して、初めてモノにできると言えるでしょう。
またさらに言うと、単に使うだけもまだ不十分で、間違ったり、忘れたり思い出したりが繰り返されて、
初めて自分のモノになるのではないでしょうか?
人はすぐに覚えたモノほど、直ぐに忘れるものですし、考えた数だけ記憶は増え、
苦労して覚えたものほどモノになっていることは、これまでの学習経験からご承知の通りです。
従いまして、このコーナーでは、問題文とその対訳といった安易な併記によって、
フレーズの暗記を促す方法を廃しまして、とりあえずご自身の今の英語力を駆使して悩みながら答えを紡ぎ出して頂くという手法を
採らせて頂きました。
ちなみに各質問には、模範回答を用意しておらず、模範解答の暗記を促すつもりもありません。
読者様の数だけ回答はありますので、どうぞ自由な表現でのご回答をお送り下さい。
おそらくは、普通に答えると回答文自体は、短い英文で終わるでしょうが、せっかくですから、
是非、ご自身の英語表現力を試す意味で、「冒険的な文章」に挑戦させることをお勧めいたします。
なお、お送り頂いたご回答へは、弊社の外国人講師が丁寧に添削しまして、
メールで返信します。添削された文章が、丸暗記ではない、自分ならではの回答になるはずです。
このコーナーが皆様の英語力アップに貢献できれば幸いです。
●ご質問その1(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)
「あなたの学校に勤務する外国人英語講師から、授業中に携帯電話でメールをしている生徒を取り上げてもいいか?という質問を受けました。あなたはどう答えますか?
●ご質問その2(問題文をクリックして自作回答をメールして下さい)
「あなたの学校に勤務する外国人英語講師から、英語の授業で、本屋で買ってきた英語問題集を本の著作者の承諾なく、使用して生徒へコピーを配ってもいいのか?という質問を受けました。あなたはどう答えますか?
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6.編集後記(メルマガ編集者らによる雑感コーナー)
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■英語は世界でもっとも広範囲に使われており、最も有効的な国際語としての地位を得ております。
アメリカやヨーロッパ圏は当然のことして、実はアジア圏でも頻繁に使われているばかりか、
東南アジア諸国連合の唯一の公用語になっております。
中国の人口12億人、インド等10億人、アセアン諸国5億人の人口合計うち、英語を話す人口は3.5億人いると言われており、
これは、アメリカとイギリスの人口合計をはるかに上回っております。今後ますます、その人口は増えていくはずでしょう。
つい先日、日中韓賢人会議が東京で開催されていましたが、
確かに英語でスピーチをしていた出席者が多かったような気がします。
最近の中国や韓国における英語教育の充実傾向を考えると、
いずれこの会議も通訳なしの全編英語で開催されるようになるかもしれません。
その時、果たして日本がその流れについていけるのか心配です。
というのも、20年前の日本人の英語力と現在の日本人の英語力とに差が無いのであれば、
この先20年後もさして変化がなさそうだと言えるからです。
20年後の日中韓賢人会議で、日本人出席者だけが通訳付きというのは、非常にカッコ悪いかもしれませんね。
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