〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2009.10. 23.No6 (毎週金曜日発行)〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
株式会社 セイガンスピーク メールマガジン
Sagan Speak Co., Ltd
English Educational Newsletter
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このメールは、これまでの弊社とお名刺を交換させて戴いた学校関係者様にお送りしてます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今 週 の I N D E X 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
1.気になる最近のニュース
2.日本私学教育研究所教員免許状更新講習の1講座を弊社が担当!(その6・最終回)
3.英語教育の現場と外国人講師について
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 1.気になる最近のニュース〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●教員:養成課程を6年に延長 民主党政権が導入へ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091015k0000m010135000c.html
●高校無償化:私立高授業料無償に 文科省要望、低所得世帯が対象
http://mainichi.jp/life/edu/news/20091023ddm002010087000c.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 2.日本私学教育研究所教員免許状更新講習の1講座を弊社が担当!(その6・最終回)〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■前号から引き続き、アンケート結果(全質問1〜25のうち)の一部をご紹介します。
去る8月24〜26日、都内某所にて、財団法人日本私学教育研究所の主催で、「平成21
年度日本私学教育研究所教員免許状更新講習」が実施されました。
この講習では、私立学校(中学校・高等学校・中等教育学校)の教員向けに、9つの選択
講座が用意されており、弊社は「国際理解」という1講座を担当させていただきました。
当該講座終了後、受講した先生達に当該講座についてのアンケートをお願いしましたとこ
ろ、なかなか興味深い結果が得られましたので、前号から引き続きこのメールマガジンにて
数回に分けて掲載してまいります。(今回が第6回目で最終回です。)
質問22『もしも、あなたが英語の教師で、あなたの学校が週の7時間の英語授業のうち4時間
を日本人英語教師、3時間を外国人英語教師へ割り当てたら、どうなると思いますか?』
l
教科書の授業消化が足りなくなる 43%
l
質の高い英語教育になるはず 15%
l
外国人教師の授業内容や進度が常に心配 28%
l
想像もできないし、予想不能 14%
質問23『現時点、あなたにとって教師としての質を高める機会が十分あると思いますか?』
l
十分にあると思う
0%
l
まだ不十分である 85%
l
どちらとも言えない 15%
質問24『あなたにとって、良い教師になるための手段・方法は何ですか?』
l
主に関連知識を身につけること 15%
l
主に経験を積み重ねること
43%
l
主に自己を探求・修練すること 15%
l
特に考えたこともない
27%
質問25『あなたの理想の教師像とは?』
l
適切な判断力と発信力を持っている教師 0%
l
生徒を育成する能力が長けている教師 19%
l
生徒の人生へ影響を与える教師 20%
l
授業の進め方が上手な教師 19%
l
実を言うと、理想像は無い。 42%
以上が、アンケートの質問全体のうちの4項目の結果でした。
質問22は、弊社の開発した英語教育システム「リンクインシステム」における授業時間
配分に関して、先生方がそのようなお考えをお持ちなのかを調査する狙いがありました。
結果は予想どおり7割近くの先生方が下記のご回答でした。
「一定の学習効果がもたらされる半面、カリキュラム消化へ不安の方が大きい。」
やはり、当然のご認識だと思います。そこで、弊社はそれらが両立するように当システム
の開発をしておるのですが・・・・・(その件のご説明は別の機会に)
次の質問23では、その結果が示す通り、約9割の先生方が資質の向上意欲が旺盛である
半面、質問25の結果の通り、約半数の先生がご自身に具体的な目標は持っているわけでは
ないことが意外でした。一見すると何とも矛盾する結果のように見えますが、実は、もっと
奥深い意味があるように思えてなりません。皆様はこの矛盾にどう思われますか?
以上、過去6回にわたって連載してきました本コーナーは終了します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓3.英語教育の現場と外国人講師について 〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、弊社でこれまで実施してきたいろいろな資料を読み返しておりましたところ、たまた
ま、2年前に弊社が行った実態調査の資料が目に止まりました。そこで、「日本人英語教師が
外国人講師に関して望む点や改善点は何ですか?」というアンケートの結果をここで紹介します。
調査対象は関東近県の私立中高校の約50校様で、その回答のうち約6割が次の3つに集約
されます。
1、 授業カリキュラム作成能力・クラス指導能力
2、 日本人教師との調和・協調能力
3、 外国人講師の効果的な活用
上記結果は、ほぼ同順位で、皆様もある程度うなずかれるのではないでしょうか。
学校教育現場では、文部科学省の指導要領があり、限られた時間の下での学習となります。
(検定以外のテキストを使用し、コマ数も多く組まれていても。)
また、日本人が英語を学習するとき、日常生活に欧米文化・慣習のない中、4技能をどのよ
うにして学んでゆくかは非常に重要なことです。
ここに、外国人講師を必要とすることは(ネイティブと同レベルの日本人教師とは違って)
否めないものですが、しばしば見受けられる、お互いの理解の仕方と考え方の違いから生
じる、意見が合わない現実をどうクリアするかとの課題があります。
(決裂して終わりにしない限りですが。)
学校内での決まったルールや日本社会が持つ特異性から来ていることなど、外国人講師に
とって特に個人意志に基づく判断が常識として優先されるとき、そして理性判断を超えて感
情が起こり始めると収集がつかなくなる事態が生じてしまうことなどがあります。
このような事態を極力避け、外国人講師と、ことを納めるには、まず相手の言い分を聞く
ことと理解することからスタートです。
次回から数回に分けて、過去にあった事例をご紹介しながら、皆さんと一緒に考えてみた
いと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〓 4.編集後記 〓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■先日、日本経済新聞が実施した教育に関するアンケート結果を読みましたところ、全保護
者の半数が「日本の学校教育に満足していない」を回答していました。不満な点として挙げ
ているのは、「考える力を養う教育が不足している点」、「教員の質に疑問がある点」、
「生徒一人ひとりへのケアが不足している点」だそうです。そこで、保護者が取っている主
な対策を質問したところ、「塾や予備校に子どもを通わせている」、「通信教育を受けさせる」、
「新聞と本を読ませる」、「保護者が勉強を教える」、「家庭教師を雇う」、「習い事をさせる」
という対策が列挙されてました。ところが、「保護者の不満内容」と「塾への通学等」とが
どうしてもわたしのアタマでは直接的に結びつかず、以来、悶々としています。
■今のこの季節、一年間を通して気分がスッキリし季節の変化をじっくりと感じるのは
、やはり日本の四季に住む私達(私個人?)の自然なDNAなのでしょうか。
■以下は、本メルマガに連載形式で掲載中の弊社・スティーブンの前半生です。
Sunday was always the day of the week that my
brother and I really looked
forward to
because we got chance to spend some quality time with our father.
My father’s
job was quite a busy job, but not very well paid, so he had
to work very long
hours, which also meant he usually had to work on
Saturdays.
My brother
and I were always up at the crack of dawn on Sundays eagerly
waiting for
our father to get up and take us out into the fields hunting for
wild
mushrooms and also wild fruit when it was in season.
As a family,
we would have a bit of breakfast together first and then off
my brother
and I would go with our father. My mother would stay at
home and
prepare a traditional Sunday lunch which was always the best
meal of the
week because we always had a roasted joint of meat or a
roasted
chicken. My mum would always make something for afters,
which
usually meant she would bake a fresh Bramley apple pie or make
a steam
sponge pudding which we would always eat with lots of piping
hot custard –
in Yorkshire, “afters” means dessert. As I am writing
this my
memories of eating my mum’s apple pie and sponges and
custard come
flooding back, my mum is still alive and very much kicking,
but sadly no
longer able to bake as she used to, which is a real shame.
There were
many fields near our house, so it was very easy to find big
wild
mushrooms,my father knew exactly where to go to get the best
ones, so we
would always return home at lunch time with a big bag of
them.
My father would then make wild mushroom soup which we
would all
have as a starter before our main meal – I can clearly
remember
cleaning the mushrooms and then helping him make his
much loved
soup. It was not just the mushroom hunting that was
interesting
and fun, but my brother and I got a chance to learn so much
from my
father about nature, how nature works and how to use
nature to
survive. My father showed us where to find certain plants
and trees
that we could use as medicine and he taught us where to find
plants that
we could eat and also extract water from if we needed to.
My father
spent a lot of his formative years on a farm and because of
this he was
very knowledgeable about many things, I suppose my
brother and
I were very lucky to have had such a father. Incidentally,
when I come
across wild field mushrooms in Japan, which is not very
often, I do
try to continue my father’s tradition of making soup for my
family.
The soup I make is not quite the same as my father used to
make,
perhaps not as tasty, but the making of the soup helps me
remember all
the good times I spent with my father and all the things
I learnt
from him which have served me well over the years and they
continue to
do so.
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
本メールは、株式会社セイガンスピークより発信しております。
東京都品川区西大井6丁目24番14号第5下川ビル2階
株式会社セイガンスピーク アルファベンディ事業部
電 話 03-5493-8193
F
A X 03-5493-8191